私は8月末からNHK-BS2の『ペリーヌ物語』を毎日楽しみに見ています。(休止も多いですけど)
古い作品ということもあり、名作ファンサイト以外で感想を書いている所もなかなか見つけられないのですが、そんな数少ない感想サイト整理整頓さんの記事で、ちょっと気になるものを見つけました。
1990年と2005年の再放送では、サブタイトルの「ふじん」の部分の漢字表記が異なっている、という話です。
この作品は春にもNHK-BS2で放映されていたので、その時の感想とのこと。該当するのは44話ですが、12月6日に放映された時も「夫人」表記でした。
過去の情報がどうなっているかといえば、私の手元にあるムック本「世界名作劇場大全」(1999年同文書院)、「思い出の世界名作劇場オフィシャルガイド」(2003年)双葉社はのサブタイトルリストいずれも「いじわるな夫人」表記。
1998年に購入した「名作アニメ主題歌大全集」(CD-BOX)でも同じく「いじわるな夫人」なので、少なくとも1998年以降は「夫人」で統一されているものと思われます。
さて。
データベースを作っている私としては、やはり「1978年の本放送時にどうだったのか?」が気になるワケですが。
日本アニメーションやどこか地方局に何か素材が残っていそうな気もしますけど、個人レベルでは推測に頼るしかないでしょう。(明確に27年前の記憶がある方はまずいない)
そうすると最も可能性が高いのは、1993年にLD化された際に、何らかの手違いで(もしくは関係者が意図して)差し替えられたという線です。
全話市販ソフト化はこの時が最初のようなので、これを機にマスターを作り直し、その過程でサブタイトル表記を入れ直したのはあり得る話かな、と。
「いじわるな婦人」オリジナル説の論拠としては、これが有力でしょう。
逆に、「いじわるな夫人」オリジナル説の場合ですと、「夫人→婦人→夫人」と、複数回にわたってサブタイトルが修正されていることになります。
1990年前後といえば男女同権意識が社会的に高まり始めた時期であり、男性優位社会を想起させる……などとして「夫人」表記を撤回した可能性も否定できません。
ちなみに、本編においてどちらかの表記で都合が良い・悪いということはないと思います。(“夫”の人物が登場しないので敢えて「夫人」とする理由がない感じはしますが)
私はこういうのがとても気になる性分なので(^_^;)、もし、1993年以前に『ペリーヌ物語』第44話についてのサブタイトルの資料がある、もしくは1993年以降に同話が「いじわるな婦人」と表記されていたソースをお持ちの方は、宜しければご連絡いただければと思います。
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放送時とソフト版でサブタイトルが異なるのは、実は意外によくあることだったりします。
単に誤植を修正する場合のほか、基本的には細かい表記揺れの変更が中心ですね。
リアルタイムなネタとしては、先日ファミリー劇場で『魔法少女リリカルなのは』の再放送が実施された際、ここでも第6話・第7話について表記が変更されていました。(ただし私は本放送時のソースを未確認)
余談になりますが、このことからファミリー劇場では再放送にソフト版の素材を使用したといって間違いないでしょう。(つまりファミ劇版を録画していれば作画等がDVDと同じ素材の保存版になる)
最近の大がかりなところでは『魔法少女隊ア・ル・ス』の例があるでしょうか。
本放送時にはサブタイトルは公式サイトで発表されるのみで、画面表示はありませんでした。
ただ、このサブタイトル自体がDVD版(サブタイトル表示画面あり)では一部話数で修正されているため、実は「幻のサブタイトル画面」が存在したのかも知れません。